鏡の中で見た「彼」
俺の地元では、昔から不気味な噂がいくつもあった。特に有名なのは、古い寺院にまつわる話や、夜道で誰もいないのに聞こえてくる足音の噂だ。だけど、子供の頃に一番怖がっていたのは、古い鏡にまつわる話だった。
それは「右向きの儀式」 ...
地方アイドルの「彼女」
俺は、アイドルオタク。推しのためなら、地方でも全国どこでも足を運ぶ覚悟だ。数年前、ある地方都市で活躍する地下アイドルに出会った。地方にしては珍しい、洗練された見た目と冷ややかな笑顔が魅力的で、最初は彼女の不思議な魅力に完全に魅了されて ...
明治時代の奇妙な精霊との出会い
それは、明治時代のとある村での出来事だった。主人公の名は新太郎。若くして両親を失い、江戸から離れた寒村で働き口を探していた。仕事を求めてたどり着いたその村は、山深く、冬の寒さが厳しい場所だったが、新太郎はそこで力仕事に従事しながら生計 ...
畳の部屋で見た女
あれは、自分が小学生だった頃のことだ。母と妹、姉と一緒に住んでいた、小さなアパートの一室。どこにでもあるような2階建ての建物で、周りは田んぼと空き地が広がっていた。夜になると、みんなで同じ畳の部屋に布団を並べ、枕を揃えて寝ていた。小さ ...
忘れ去られた友からの手紙
あれは、17年前の高校3年生の冬のことだった。私の故郷は、周りを山に囲まれた静かな田舎町で、日々の楽しみといえば週末に友人と集まってたわいもない話をするくらいしかなかった。それだけのはずだったのに、今でも思い出すたびに胸がざわつく出来 ...
幻のアニメ最終回が沖縄で放送された夜
1990年代後半のこと。沖縄のある家庭で、奇妙なアニメの放送が目撃されたという噂が広まった。アニメは、当時の子供たちの間で大人気だったシリーズだったが、その内容は通常放送されるエピソードとは全く異なり、異様な雰囲気が漂っていた。
肝試しで訪れた廃モールの怪奇体験「マネキンの館」
友人たちと肝試しに行くことになったのは、東海地方の山奥にひっそりと残る、あの「マネキン家族のモール」。40年ほど前は観光地だったらしいが、今は誰も近づかない廃墟だ。ネットの書き込みや地元の噂で「深夜にマネキンが動く」「家族ごっこをして ...
広島県のとある新興住宅地の囁き
広島県のとある山間に、新しく開発された住宅地があった。広大な緑地を切り拓いて整備されたそのエリアは、静かな環境ときれいな住宅街が魅力で、都会から離れたい家族層を中心に人気を集めていた。だが、入居が始まって間もなく、周囲には奇妙な噂が囁 ...
追いかけてくる影
正月明けから、一つの夢を繰り返し見るようになった。夢の中では、どこか古びたアパートの廊下を全速力で走っている。焦りながら振り返ると、遠くから黒い影がじりじりと追いかけてきていた。顔はぼやけているが、まるで不気味に笑っているように見えた ...
消えたハロウィンの子供たち
今やハロウィンは日本でも定番となり、仮装をして街中を歩く子供たちの姿は微笑ましい光景となっている。しかし、この楽しいイベントに潜む、ある奇妙で不気味な話があることを、ほとんどの人は知らない。
毎年10月31日の夜、○○町に ...
山中のドライブコース
ある都市伝説が語り継がれている。 主人公は彼女とドライブを楽しんでいた青年シンイチ。 二人は地元でも有名な山中のドライブコースを進んでいた。から臨時ニュースが流れ始めました。
「…今夜、付近の拘置所から脱獄した男が逃走中で ...
山奥の別荘
俺の名前はハマナカ。昔、叔父の別荘に遊びに行ったときの話だ。あれはもう忘れたくても忘れられない出来事。叔父の別荘は山の中にあって、真冬の寒い時期、周りにはほとんど誰もいない。家族も友人もいない静かな場所で、俺と叔父の二人きりだった。









