新着投稿

ヒトコワ,現代怪談,長編怪談

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俺は、2000年の春に就職活動を始めた新卒の就活生だ。日本では「就活」と言えば大学生の一大イベントで、俺も例外ではなかった。少しばかり希望を持ちながら、社会人としての新しいスタートを切るべく、何社も企業説明会や面接を受ける日々だった。 ...

ヒトコワ,古典怪談

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むかしむかし、とある山里に一人の少女がいた。その村では、秋祭りの季節になると、村人たちは山道を通り、神社へ参拝に行くのが恒例だった。少女もその日、いつも通り山道を歩いていた。しかし、道の途中で足を滑らせ、深い落とし穴に落ちてしまったの ...

現代怪談,都市伝説

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少し前、俺は「ひとりかくれんぼ」っていう怪談が流行ってた頃に、自分でもっと怖い遊びを考えてやってみようと思ったんだ。仲間内では、そういう怖い話とか、実際にやってみるのがちょっとしたブームで、俺も流れに乗ってたってわけさ。

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ヒトコワ

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ある日、小さな子供が母親と一緒に買い物に出かけた。通りを歩いていると、母親がふと立ち止まり、花屋の前に飾られた花瓶を見つめてこう言った。

母親「この花瓶、うちにあったら素敵ね」

その瞬間、子供は決意した。お母さ ...

現代怪談,都市伝説

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「こんなところに施設があるなんて、マジで知らなかったわ…」
悠馬は自分たちが立っている謎の建物を見上げながらつぶやいた。周りは鬱蒼とした木々に囲まれ、人の気配などどこにもない。いつからここにあるのかすらわからないが、確かに建物 ...

ヒトコワ,短編怪談

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俺は飲食店でアルバイトをしている。昼の時間帯はピークを避けるために少しずらして休憩を取るのが俺のルーティン。いつも決まって近くの公園に行き、ベンチで遅めの昼食を楽しんでいた。

そんなある日、隣のベンチにいつも同じサラリーマ ...

ヒトコワ

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あかねは、平凡な生活を送るごく普通の女性だった。大学を卒業し、少しずつ社会にも慣れ始め、仕事にも手応えを感じるようになっていた。新しい街での生活にも順応し、気心の知れた友達と過ごす日々に、特に不安や恐れを感じることはなかった。 ...

ヒトコワ

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久しぶりの休日、私は特に予定もなく家でゆっくりするつもりだった。近所のカフェで買ってきたコーヒーを片手に、ソファに腰を下ろして映画を見始めた。外は曇り空で、少し肌寒い風が吹いている。そんな、どこか物寂しい一日だった。

午後 ...

ヒトコワ,現代怪談,短編怪談

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その日は、塾の帰りが遅くなった。普段は夕方の明るいうちに帰れるのに、その日は特別なテスト対策があって、すっかり暗くなってしまった。自転車で通っている私は、早く帰ろうと少し急ぎ気味でペダルを漕いでいた。住宅街を抜ける細い道、街灯がぽつん ...

ヒトコワ,都市伝説

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それは、俺が大学生の頃の話だ。よく行く近所の商店街には、昔ながらの小さな個人商店が並んでいた。そんな中でもひと際古びた薬屋があって、そこに店を構えるおじさんは、ちょっと変わっていた。彼は、店で買い物をする客に、いつも謎の漢方薬を「オマ ...

ヒトコワ,現代怪談,都市伝説

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最近、俺が住んでいる町に少し変わったコーヒーショップができた。場所は街の中心部から少し外れた静かな通り沿い。派手な看板や広告もなく、シンプルな外観で、そこを通るたびに少し気になっていたが、特に足を運ぶことはなかった。

しか ...

ヒトコワ

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俺の家の近所に、ちょっと変わったおばさんが住んでいた。60代くらいだろうか、いつも愛想よく、通りすがりに挨拶をしてくれる。見た目も、どこにでもいるような優しいおばさんで、サザエさんに出てくるフネさんみたいに、いつも割烹着を着ていた。