新着投稿

古びたポケベルの謎

ネット話,投稿の話,都市伝説90年代,ポケベル,メッセージ,不気味,怖い話,思い出,時間停止,異次元,裏技,都市伝説

これは、90年代に学生たちの間で密かに囁かれていた噂話だ。すでにスマホやメールに取って代わられてしまい、今や時代遅れのガジェットと化した「ポケベル」。でも、このポケベルにはいくつかの「謎の裏技」があると信じられており、今も都市伝説の一つとして語り継がれている。その「裏技」は一部の人たちにしか知られていなかったようだが、その奇妙な話はやがて学校中に広まっていった。

ポケベルに隠された裏技は、普通の人には理解できない不思議なものだったとされる。普通は日常のメッセージを伝えるための道具に過ぎないはずが、ある入力方法で「異次元の情報」を受信したり、過去の記憶を呼び起こすようなメッセージが表示されたりしたという。そして、その話は5つの「特別な裏技」として知られるようになったが、どの裏技も噂とされており、今では試すことが不可能になっている。

裏技その1:思い出のメッセージ
「思い出のメッセージ」と呼ばれるこの裏技は、ある特定の番号を繰り返して入力することで、失われたはずの過去のメッセージが再び現れるというものだ。例えば、「子供の頃に両親からもらったメッセージ」や「亡くなった友人との最後のメッセージ」が表示されたという話がある。当時、ポケベルのメッセージが自動で削除されるはずのものだったが、この裏技を使うと、過去に送信されたはずのない古いメッセージが現れるという。ある女子生徒がこの裏技を試したところ、すでに亡くなっていた祖母からのメッセージが現れ、震え上がったという。

裏技その2:異次元へのメッセージ
ポケベルに「1212」「1414」「3131」といった特定の番号を入力すると、通常ではあり得ない不気味なメッセージが突然表示されると噂されていた。その内容は「誰?」や「こちらの世界に来ないで」といった不可解な言葉ばかりで、内容も場所によって変わったという。ポケベルを持っていた学生が、夜中に「1212」と入力して試したところ、「帰れない」というメッセージが表示された。彼は怖くなり、それ以来この裏技を試すことはなかったそうだ。

裏技その3:時間を止める方法
「時間を止める」という裏技は、特定の番号の組み合わせを何度か入力し、その後にポケベルの電源を切って1分待つというものだった。再び電源を入れると「午後8時00分」からメッセージが送信されたように表示され、実際の時間も8時に戻ると言われていた。実際にこの裏技を試した学生は、一瞬時計が逆行したと証言しているが、実際に時間が止まったのかは不明だという。この裏技は、当時のポケベルの仕組みでは説明がつかないと言われている。

裏技その4:文字化けの怪異
一部のポケベルで特定のコマンドを入力すると、画面に謎の文字化けしたメッセージが出現することがあった。この現象は「文字化けの怪異」と呼ばれており、その内容は古い記号や読み取れない暗号のような文字で構成されていたという。その文字化けメッセージの中には、明らかに普通の日本語の文章には見えない文字列が含まれていたそうで、「誰か助けて」とか「ここにいる」といった意味深なものもあった。

裏技その5:未来のメッセージ
最後に最も奇妙だったのは「未来のメッセージ」だ。これを使った人は、ごくまれに「明日の出来事」や「来週の予定」が送られてくることがあるとされていた。ある男子学生がこの裏技を試し、その夜に「明日事故に注意」というメッセージを受信したという。彼はそのメッセージに怯え、翌日は外出しなかったが、代わりにその日、彼の友人が交通事故に遭ったと報告を受けたのだ。彼は以来、そのポケベルを使わなくなり、同じようなことが起こるのを恐れていた。

このような奇妙な話は今でも語り継がれているが、実際にこの「裏技」が本当に存在したのか、それとも誰かが作り出した都市伝説なのかは誰も確かめようがない。