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山奥の大学で起こった不可解ないたずら事件

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山奥にある一つの大学で、誰もが知るいたずら事件が続発していた。その大学は周囲に住宅もなく、学生や教職員以外が簡単に入り込めるような場所ではない。そんな大学で、まるで映画のような連続した事件が4件も起きた。

第1件目:図書館のトイレットペーパー事件

最初の事件は非常にしょうもないものだった。大学の図書館のトイレに入ると、すべてのトイレットペーパーが無くなっていた。これはよくあるいたずらかと思われたが、なぜか同じ日、他の施設でも同じことが起きた。キャンパス全体のトイレからトイレットペーパーが消え、誰も交換した形跡がない。みんな不思議に思ったが、翌日には普通にトイレットペーパーが補充されていたため、大事にはならなかった。しかし、この時点で犯人の影すら誰も確認していなかった。

第2件目:講義ノートの書き換え事件

次の事件は、ある学生が提出した講義ノートが勝手に書き換えられていたことだった。彼は真面目に授業に出席し、しっかりノートを取っていたが、提出したノートには全く覚えのない内容が記されていた。さらに、彼が書いた部分が一部消されており、代わりに奇妙な記号や言葉が書き込まれていた。この事件は、学生たちの間でちょっとした話題となり、「幽霊の仕業ではないか」と噂が広がったが、具体的な証拠もなく、次第に忘れられていった。

第3件目:食堂の食材消失事件

3件目の事件は、食堂で起きた。ある日の昼、学生たちが次々と注文しようとすると、食堂のすべての食材が消えていたという。スタッフも驚き、仕入れたばかりの食材が一晩で消えてしまったのだ。倉庫には何の痕跡もなく、ドアや窓が破られた形跡もない。食堂のスタッフたちは不気味さを感じつつも、仕方なくその日は営業を休むことにした。

第4件目:研究室の機器破壊事件

そして4件目が、最も事件性を帯びていた。ある理系の研究室で、夜中に研究機器が破壊されたのだ。研究者が大事に使っていた高価な機材が粉々に壊されており、その場には誰もいなかった。しかし、研究室はしっかりと施錠されていたため、外部からの侵入は考えにくかった。さらに奇妙なことに、研究データは無事で、何も盗まれていないという。これには研究者だけでなく、大学全体が衝撃を受けた。

これらの事件が続いたことで、大学内では犯人探しが始まった。誰もが知っている学生の中に犯人が紛れているのではないかと、疑心暗鬼に陥っていた。大学側も防犯カメラを新たに設置し、警備を強化した。しかし、犯人の正体はまったく掴めなかった。

犯人の姿がついに防犯カメラに映る

それから数日後、大学に新たに設置された防犯カメラが、ついに犯人の姿を捉えた。学生たちも「これで犯人がわかる」と期待していた。

防犯カメラの映像は、図書館の入り口を映していた。真夜中、誰もいないはずの時間帯に一人の人物が映っていた。しかし、その人物は予想とは全く違っていた。

映っていたのは、なんと「老婆」だった。学生でもなければ、教職員でもない。年老いた女性が、大学の中を歩いていたのだ。彼女はゆっくりとした足取りで、まるでそこが自分の家であるかのように堂々と歩いていた。

老婆の正体と驚愕の事実

大学側は映像を見てすぐに警察に通報したが、その後も調査が進められる中で、さらに驚愕の事実が判明した。実はこの老婆、地元では有名な存在だった。彼女は長年、山奥で一人暮らしをしており、時折姿を現しては近隣の住民たちを驚かせていたという。

だが、なぜこの老婆が大学に現れ、いくつもの事件を引き起こしていたのかは依然として謎のままだった。大学の周りには柵もあり、簡単に外部の人間が入れるような場所ではない。さらに、どうやって若い学生たちの中に混じっていたのか、そしてなぜ誰も彼女の存在に気づかなかったのかは全く不明だった。

一部の学生たちは、彼女が超自然的な存在であると考え始めた。まるで影のように現れ、姿を消す老婆。その謎が解明されることはなく、事件は次第に忘れ去られていった。

しかし、今でもその大学に通う学生たちの間では、「老婆が再び現れるかもしれない」という恐怖が根強く残っている。