公園であった本当の話

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これは本当にあった話です。ですが、詳細は決して調べないでください。脚色を加えつつお伝えしますが、この話は当時新聞にも載ったことのある事件です。

ある地域に、近所でも評判の良い夫婦が住んでいました。夫は地元の会社に勤め、妻は家庭を守る優しい主婦。二人は誰もが羨むほど仲が良く、近所の人々からも「理想の夫婦」と称賛されていました。そんな彼らにも、しばらくして子供が生まれ、ますます幸せな家庭となりました。

しかし、その幸せも長くは続きませんでした。夫の勤めていた会社が突然倒産してしまったのです。仕事を失った夫は必死で家族を支えるために新しい仕事を探し、あの手この手でお金を稼ごうとしました。しかし、どの仕事も長続きせず、失敗ばかり繰り返しました。そのうちに、彼らの生活は借金に追い込まれていきました。

借金の返済に追われ、心身共に疲弊した夫は、ある日公園のトイレで首を吊り、自●してしまいます。それまでの幸せな生活が一瞬で崩れ去りました。残された妻は夫の死を受け入れることができず、精神的に壊れてしまいました。

数日後、近所の住民たちが目撃したのは、公園のすべり台で妻が赤ちゃんを抱きながら異様な行動をしている姿でした。妻は、狂ったようにすべり台の頂上に立ち、何度も赤ちゃんを手から離し、すべり台の上から叩き落とそうとしていました。周りの人々が驚き、叫び声を上げる中、妻は何度目かに赤ちゃんを叩き落とし、赤ちゃんは命を落としてしまいました。

その後、妻も夫と同じ公園のトイレで命を絶ちました。それ以来、この公園は「呪われた公園」として噂され、近所の人たちは誰も近づかなくなりました。

数十年後、その公園で幼い兄弟が遊んでいました。兄は弟に「落とし穴を掘って遊ぼう」と提案しました。兄弟は家からスコップやショベルを持ってきて、本格的に土を掘り始めました。まだ幼い二人でしたが、熱中して掘り進め、大人一人がすっぽり入ってしまうほどの深さまで穴を掘っていきました。

「すごい深さだね!」と兄が言い、弟も興奮気味に頷きました。その時、スコップが何かに当たる音がしました。兄が不思議に思いながら掘り進めると、何か白っぽいものが土の中から現れました。

「これ、何だろう?」と兄はスコップでさらに掘り出しました。それは、赤ちゃんの靴でした。

あの公園では不気味な現象が今も続いているという噂が絶えません。